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男性に多く見られる性病にはどのようなものがあるのか

性病には様々な種類が存在しますが、性別によっても見られる症状が異なってきます。

男性の場合には性器の露出部も多く、乾燥している状態となっているために、女性とは異なる種類にかかることも多く、概ね、症状が確認しやすいことが大きな特徴となります。

 

男性に多く見られる性病で、代表的なものとしては、まず、クラミジアを上げることができます。

クラミジアは、近年急増している性感染症としても知られており、男女を問わず、検査や感染報告が最も多い性感染症となっています。

感染力が非常に強く、その確率は1回の性交渉で50%とされており、感染をしてしまうとHIVに感染する可能性も35倍になるとの報告もなされています。

症状としては、排尿時の痛みや尿道から膿などの分泌物が出てくることがあり、精巣が腫れて発熱をしたり、場合によっては不妊の原因となることもあります。

 

次に、男性が多くかかる性病に淋病があります。

淋病は古くから知られている性感染症の1つとなりますが、感染をした場合には、まず、尿道に症状が現れることになります。

尿道の痒みや、尿道口からの分泌物、排尿時の痛みや膿が出ることがあり、症状が現れると共に、尿道口が赤く腫れることになります。

場合によっては陰茎全体が腫れることもあり、稀に、口腔感染をした場合などでは、喉に風邪のような症状を感じることがあります。

 

尖圭コンジロームも、男性に多い性感染症となります。

症状としては性器にイボ状の出来物が発生することがあり、特徴としては自覚症状がほとんど無いことがあります。

そのために発見することが遅れてしまうことも多く、デキモノが大きくなってから初めて気付くこともあります。

 

性器ヘルペスも頻繁に感染する性病です。

症状としては、陰茎の包皮内板に水泡が現われることがあり、この場合、痛みや痒みを感じることになります。

性器ヘルペスの厄介なところは、自然に症状が治まることがあり、完治したと勘違いしてしまうことがあります。

 

症状が治まってもウイルス自体は身体内部に残っており、そのために治療には根気が必要となります。

 

参考~性病は症状がないから大丈夫ではない